長い歴史を誇る日本のプロ野球の選手からたった5人を選び出すことが、極めて困難な作業であることはわかっています。しかし、それでも泣く泣く5人に絞って、偉大な選手たちを紹介していきたいと思います。

長嶋茂雄

長嶋茂雄 日本プロ野球を代表するスーパースター、長嶋茂雄は絶対に外せません。記録よりも記憶、と言われることが多い彼ですが、その成績も凄まじいものでした。

王貞治

王貞治 長嶋と双璧をなすスーパースター王貞治。彼の通算本塁打数868本は、もちろん現在も破られていない世界記録です。国民栄誉賞の最初の受賞者でもあり、まさしく伝説のホームラン王です。

落合博満

落合博満 日本プロ野球史上唯一、3度の三冠王に輝いた天才バッター。ホーム球場が狭い川崎球場だから打てた、というアンチの声をかき消すかのように、セ・リーグに移籍してからも変わらず打ち続けました。

野茂英雄

野茂英雄 単純な成績比較では他の4人に見劣りしますが、しかし彼が日本プロ野球界に残したものは、記録以上のものでした。当時、日本選手では通じないとされていたメジャーリーグに挑戦し、奪三振王と新人王に輝いたのです。彼がメジャーで残した通算123勝という数字は、現在でも日本人トップです。

イチロー

イチロー 日本プロ野球が生み出した史上最高の安打製造機がイチローです。それは日本だけにとどまらず、メジャーリーグの舞台でも同様でした。通算の安打数4367安打は世界記録。メジャーだけでも3089安打を放ち、メジャー史上23位に位置しています。